思い返すと、幼少時代から犬のいる生活が当たり前でした。
自他共に認める犬好きの私が、はじめて自分で飼ったのがゴールデン・レトリバー。ポテトという名前の女の子で、とても穏やかな性格の犬でした。あまりにも可愛いので、一年も経たないうちにもう一頭、同じ犬種のチーズを迎え入れたほどです。
仕事が忙しいこともあって、二頭と遊びに出かけるのは年に1〜2回ほど。それだけでも十分幸せでしたが、ある時チーズが急逝。その数ヶ月後、チーズを追うようにポテトも逝ってしまいました。
二頭が天国へと旅立った後、私は自責の念に駆られました。「もっと楽しませてあげればよかった」と。ペットロスもひどく、心の拠り所にと新たに迎え入れたのがゴールデン・レトリバーのエルです。先輩犬から学んだ教訓を胸に、エルが小さいころからいろんな場所に遊びに出かけました。ただ、外出すればするほど、屋外で思い切り遊べるオリジナルウェアを作製したい欲に駆られ、気づけば2022年6月に「ELL’S PARK」を立ち上げておりました。
私たちが提供するのは、日常から軽いアウトドアアクティビティまで、愛犬とのかけがえのない日々をサポートする機能とファッションを両立させたヒューマンウェアや、アウトドアシーンに映えるこだわったギアの数々。機能性を追求したドッグウェアは、本能の赴くまま、犬たちが自由に体を動かすのを快適に手助けすることでしょう。
また、これまでの愛犬とのキャンプ経験を踏まえて、人はもちろん犬も心地よく過ごせる専用キャンプ場も展開。愛犬にも「もう一度行きたい」と思ってもらえるような、好奇心を満たす空間づくりにも取り組んでいます。
私にとって犬は人生の相棒そのもの。そして、よき理解者でもあります。対等な関係だからこそ、ブランド理念でもある「with dog」の精神で、人も犬も笑顔になるようなモノやサービスを提案していきたいと思っています。